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脳裏に焼き付く、自己成長のための"呪文"

2020年10月10日

みなさんは、何度も読み直す本は、ありますか?

私は、たまに読み返す本は何冊かあります。

読み返す本のひとつに、「プロフェッショナルの条件」(ドラッガー著)があります。

ビジネスマンには有名な本ですね!

読み返すたびに、自分への良い刺激になります。

● Part5 自己実現への挑戦 第3章に、

自己成長を問う、脳裏に焼き付く"呪文"が書かれてます。

*センシティブな内容を避けたい方は、ココで読むのはやめましょう。

脳裏に焼き付く呪文とは、「何によって憶えられたいか」です。

何によって憶えられたいか

私が十三歳のとき、宗教のすばらしい先生がいた。

教室の中を歩きながら、「何によって憶えられたいかね」と聞いた。

誰も答えられなかった。

先生は笑いながらこういった。

「今答えられるとは思わない。でも、五〇歳になっても答えられなければ、人生を無駄にしたことになるよ」

今日でも私は、この「何によって憶えられたいか」を自らに問い続けている。

これは、自らの成長を促す問である。

なぜならば、自らを異なる人物として見るよう仕向けられるからである。

運のよい人は、フリーグラー牧師のような導き手によって、この問を人生の早い時期に問いかけてもらい、一生を通じて自らに問い続けていくことができる。

参照)「プロフェッショナルの条件」(ドラッガー著)

みなさんも、いずれは死を迎えることになります。

80歳かもしれませんし、100歳まで生きるかもしれません。

そんなとき、「○○さんは、~~な人でしたね」と、周りの人が悲しんでいるとします。

「○○さんは、会社の不平不満ばかり言いながら、歯を食いしばって、定年まで働いてこらた人ですよね。」

「〇〇さんは、波風立てず、サラリーマン人生をこなしてきましたね。」

「〇〇さんは、・・・どんな事してた人でしたっけ・・・?」

私は、上に書いたような、憶えられ方は、避けたいですね。

悲しすぎます。

だって、「自分の人生を生きてない」感じがするから。

自分が納得行く人生を歩むことができれば、死を迎えたとき、どう憶えられていようと、関係ないと思います。

しかし、自分の人生を主体的に、積極的に行動してきた人は、上に書いたような憶えられ方をされないのではないでしょうか。

改めて感じるのは、「時間は有限」と意識できるので、「死=終わり」を意識するこは大事ですね。

最後に、もう一度、問います。

「みなさんは、何によって憶えられたいですか」

みなさんに対して、こう問いながら、この "呪文" が、私の脳裏に焼き付き、今日は寝れそうにありません。

では、また!

マッシュルーム ワークスタイル / キノコ

  • この記事を書いた人

キノコ

●サラリーマン兼ブロガー ●働き方や自己成長に関わる情報、学び、思いを発信 ●一部上場メーカー営業マン ●大阪勤務、上海留学、香港駐在を経て、大阪勤務中 ●筋トレ、読書、アロマ好き ●2児のパパ

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