日本人の一人あたりのGDPは、世界ランキング何位くらいだと思いますか?
*GDP:国内総生産(Gross Domestic Product、略称:GDP)は、一定期間内に国内で産み出された付加価値の総額のこと
参照)Wikipedia 国内総生産
少し話が脱線しますが、前回の投稿で、「年功序列制度が悪ではないか?」という想いを伝えました。
というわけで、
年功序列制度が一般的であり、成果報酬型があまり取り入れられてない日本は、「生産性が低いのではないか?」という疑問を持ち、「世界のGDPランキング」と「世界の一人あたりのGDPランキング」を調べてみることにしました。
結果は、「やっぱり・・・」という、少し悲しい状況でした。
世界の名目GDP 国別ランキング(2019年)
1位 米国
2位 中国
3位 日本
4位 ドイツ
5位 インド
6位 イギリス
7位 フランス
8位 イタリア
9位 ブラジル
10位 カナダ
11位 ロシア
12位 韓国
13位 スペイン
14位 オーストラリア
15位 メキシコ
16位 インドネシア
17位 オランダ
18位 サウジアラビア
19位 トルコ
20位 スイス
21位 台湾
22位 ポーランド
23位 イラン
24位 タイ
25位 スウェーデン
・
・
194位
参照)GLOBAL NOTE 世界の名目GDP国別ランキング(2019年)
世界の一人当たり名目GDP 国別ランキング(2019年)
1位 ルクセンブルク
2位 スイス
3位 アイスランド
4位 マカオ
5位 ノルウェー
6位 アイスランド
7位 米国
8位 シンガポール
9位 カタール
10位 デンマーク
11位 オーストラリア
12位 オランダ
13位 スウェーデン
14位 オーストリア
15位 フィンランド
16位 香港
17位 サンマリノ
18位 ドイツ
19位 カナダ
20位 ベルギー
21位 イスラエル
22位 イギリス
23位 フランス
24位 ニュージーランド
25位 日本
・
・
193位
参照)GLOBAL NOTE 世界の1人当たり名目GDP 国別ランキング・推移(IMF)
結果は、GDPは世界3位、1人あたりのGDPは世界25位でした。
GDP世界3位は凄いですよね!
1人あたりのGDP世界25位も悪くはないですが、GDP世界3位を考慮すると、少し残念な結果です。
GDPだけで、一人当たりの生産性を測るには限界があると思いますが、ひとつの目安にはなりますね。
(少し残念ですが)この結果から、
「日本は、先進国の中で、一人当たりの生産性は高いと言えない」
と捉えられると思います。
では、なぜ生産性が高いと言えないのでしょうか。
私の考える理由は、
・人口が多いから(日本の人口は11位)
・生産年齢人口の割合が少ないから(少子高齢化)
・成果を生み出す働き方をしていないから(年功序列、終身雇用)
理由はいろいろあると思いますが、日本の生産性が高いとは言えないですねよ。
人口や生産年齢人口は、簡単には変えられなくても、働き方は、(変えようと思えば)変えられると思います。
時間を費やす働き方には限界があります。
長時間頑張って働くことが、生産性向上には繋がりません。
一人当たりの生産性を高めるためには、時間労働のスタンスをやめ、知的労働へシフトし、新しいモノ・技術・サービスを創造する側になる必要があるのではないでしょうか。
一人ひとりが、もう少し成果にこだわることが、今後のグローバル社会で勝ち残る秘訣だと思います。
成果にこだわって働く結果、自己成長も実感できるかもしれませんし、成果報酬、昇進、転職などで、収入アップできる可能性も高くなります。
みなさんは、今後、何にこだわって、働きますか?
「考えよう、ハタラキカタ。変わろう、ジブン」
では、また!
マッシュルーム ワークスタイル / キノコ