みなさんは、デジタルトランスフォーメーション（DX）について、理解してますか。
最近になって、DXという言葉を、頻繁にニュースで見聞きするようになったと思います。
私は、何となく理解しているという状態だったので調べました。
デジタルトランスフォーメーション
デジタルトランスフォーメーション（Digital transformation; DX）とは、「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念である。
ビジネス用語としては定義・解釈が多義的ではあるものの、おおむね「企業がテクノロジーを利用して事業の業績や対象範囲を根底から変化させる」という意味合いで用いられる。
参照）Wikipedia DX（デジタルトランスフォーメーション）
DXという言葉ができたのは、2004年からのようです。
歴史は浅く、最近いきなり、DXという言葉が飛び交うようになったと感じてます。
テクノロジーの進歩に加え、新型コロナウィルス蔓延によるデジタル化の加速が、DX推進を後押ししてそうですね。
企業は「DXを推進したほうが良いに決まってる」と思っても、そもそもDXの言葉の定義も広く、何をどうするべきかよくわからない企業や人は多いと思います。
そこで、DXについて色々調べていると、アビームコンサルティングが、日本企業のDXを阻むのは、「21の習慣病」という記事を見つけ、内容が興味深かったので共有します。
日本企業のDXを阻むのは、21の習慣病
日本企業のDXの阻害要因
日本企業に根付く成功時代の習慣病 │ 7×3の習慣病
■長い成功体験に根ざした日本企業の習慣病を認識して、DXを通じて変革していくことがDX成功のカギである
進化しない業務
1. 不明瞭な観点で何度も承認
2. おもてなし精神で過剰サービス
3. 些細なことまで完璧主義
4. やめられない紙文化
5. 長い・決められない会議だらけ
6. 組織に合わせた縦割り業務
7. 職位と業務内容のミスマッチ
硬直化した組織・人財
8. 人材戦略なき人事制度
9. パッチワークの人事制度
10. 全社視点なき足し算経営
11. 組織間の壁を生むピラミット構造
12. 世間知らずの職人集団
13. 事なかれ人事制度
14. 自分で考えない指示待ち人財
IT・新技術の誤解
15. IT戦略なきIT投資
16. 責任・検証なき投資プロセス
17. 「つくる」ことが目的化
18. 過剰な完璧主義・安全思考
19. 同業他社との横並び
20. ベンダー依存体質
21. 低いIT・デジタルリテラシー
参照）ZD Net Japan 日本企業のDXを阻むのは、21の習慣病 -アビームコンサルティング-
いかがでしたでしょうか。
私は日本企業で働いているので、残念ながら、大半は共感できてしまいました。
気になった部分は、成功時代の習慣病のところ、「成功時代」が阻害要因になっていると捉えているということです。
変化するには、成功時代の習慣（全盛期、成功体験、過去うまくいってた取り組み）が足かせになっていると言えます。
習慣病を認識して、DXを通じて変革していくことがDX成功のカギということですね。
当然、自ら否定するには勇気がいりますし、変えることに対する不安はありますが、現状を正しく認識する大事を再認識させられました。
さて、以上は企業目線でみていきましたが、DXの観点はさて置き、
「個人の変革」に対しても同じことが言えるのではないでしょうか？
個人が変化するにも、成功時代の習慣（全盛期、成功体験、過去うまくいってた取り組み）が悪習慣になっていることはないでしょうか？
個人の変革においても、アクションプランは、アビームの記事にかかれている内容どおりかと思います。
内容はDXについてですが、記事抜粋を共有します。
日本企業のDX成功のカギ
改革の成功体験から変革意識の浸透・定着へ
習慣病の一つとして、「失敗を恐れるが故の過剰な完璧主義／安全志向」がある。
「アジャイル型でプロジェクトを進めることが必要。
『やってみて、検証する』という流れを短いサイクルで繰り返し行いながら、より良いものにしていくべき。
参照）ZD Net Japan 日本企業のDXを阻むのは、21の習慣病 -アビームコンサルティング-
私自信も、悪習慣を認識することがスタートと捉え、新しい事をやってみて、検証するを素早く行う意識をしてみることにします。
では、また！
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