転職に関する情報源は、企業ホームページ、転職サイト、個人ブログ、SNSなど、たくさんありますね。
私自身、転職というキーワードのネットサーフィンで何時間も費やしてしまうほど、情報が溢れてます。
では、転職に関して、国としての調査ってあるの?
と思い、転職の現状について、厚生労働省のホームページを見てみることにしました。
厚生労働省 統計
【平成27年転職者実態調査の概況】
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/6-18c-h27.html
平成27年度(少し古い)調査、そして私の独断での抜粋、という前提で、結果をランキング形式で確認してみましょう。
▼在籍する一般労働者に対する転職者割合 7.9%
*うち、転職者10%以上の産業は3つ
①不動産業、物品賃貸業 12.6%
②サービス業 12.1%
③医療、福祉 11.3%
▼転職者の採用に当たり重視した事項 TOP3
①人員構成の歪み是正 43.5%
②既存事業の拡大・強化 40%
③組織の活性化 31.4%
▼転職者の採用理由
●管理的な仕事 TOP3
①経験を活かし即戦力になるから 64.4%
②専門知識・能力があるから 43.0%
③職場への適応力があるから 25.3%
●専門的・技術的な仕事 TOP3
①経験を活かし即戦力になるから 64.8%
②専門知識・能力があるから 55.0%
③離職者の補充のため 48.4%
●事務的な仕事 TOP3
①離職者の補充のため 59.3%
②経験を活かし即戦力になるから 45.4%
③職場への適応能力があるから 29.9%
●販売の仕事 TOP3
①離職者の補充のため 57.8%
②経験を活かし即戦力になるから 57.2%
③職場への適応能力があるから 31.0%
●サービスの仕事 TOP3
①離職者の補充のため 62.7%
②経験を活かし即戦力になるから 47.7%
③職場への適応能力があるから 35.1%
▼転職者の募集方法 TOP3
①公的職業安定所(ハローワーク)などの公共機関 65.7%
②求人情報専門誌、新聞、チラシ等 38.5%
③縁故(知人、友人等) 30.8%
▼転職者の処遇(賃金、役職等)決定の際に考慮した要素 TOP3
①これまでの経験・能力・知識 71.4%
②年齢 46.3%
③免許、資格 35.9%
▼転職者を採用する際の問題 TOP3
①必要な職種に応募してくる人が少ない 64.1%
②採用時の賃金水準や処遇の決め方 39.2%
③応募者のの能力評価に関する客観的な基準がないこと 34.2%
▼今後3年間に転職者を採用する予定の転職者の職種
①専門的・技術的な仕事 45.1%
②販売の仕事 28.0%
③サービスの仕事 28.0%
いかがでしたでしょうか?
気になる点はありましたか?
キノコの目
転職市場でどんな人が強いか、少し見えた気がします。
【経験を生かした即戦力】、【専門知識・能力】、これらは重要なようです。
あとは、意外と【年齢】も重視されているようです。
満足のいく転職をするなら、
できるだけ早く、今の仕事で経験を積み、成果を出すことが、重要そうですね。
逆に、成果が出ないから、逃げるように転職するのは、結構難しいことかもしれません。
では、転職を考えたとき、今の仕事以外に、何を頑張ってみたらよいか。
それは、アピールできる専門知識やスキルを向上させること。
広く浅くより、深く尖った知識や経験が、武器になりそうです。
時代にあった、成長産業に向けた専門知識やスキル向上が、一番、時間帯効果が良いと私は思います。
今なら、テクノロジー系の専門知識やスキルは、強力な武器になるのではないでしょうか。
転職を考えている人も、考えていない人も、
目の前の仕事でいかに成果を出すことにこだわり、専門知識やスキルを向上させる努力が、
働く上での可能性を広げ、成長と収入アップに繋がる手堅い選択だと思います。
みなさんは、今、何をすべきだと思いますか?
では、また!
マッシュルーム ワークスタイル / キノコ