コロナをきっかけに、「オンライン診療」が世の中に広まればいいな。
と思っていた矢先、日経新聞に記事が掲載されていました。
記事を読み、政府の考え方だけでなく、何か変化を起こそうとすると、反対勢力も生まれる。という世の中の構図を垣間見ることができました。
また、医療業界に関係なく、社会人の必須科目として、「マーケティング」や「プロモーションスキル」は全員学ぶべきだ!と確信しました。
まずは、記事の抜粋から。
菅改革、医師会が抵抗
オンライン診療や不妊治療
病院経営へ影響懸念
菅義偉首相が掲げる規制改革は業界団体との調整が鍵を握る。
看板政策のオンライン診療の全面解禁の恒久化には日本医師会が抵抗姿勢を示し、不妊治療の保険適用も産婦人科医らを中心に収入減への懸念が広がる。首相が訴える「スピード重視」を貫けるかは政権の試金石となる。
オンライン診療は移動時間や待ち時間がなく、患者の負担を減らせる。病院での感染リスクもなくなる。地方や過疎地での病院不足といった医療問題解決にも繋がる。
政府は新型コロナウィルス感染拡大を受け、4月に初診を含むオンライン診療を時限措置で全面的に解禁した。時限措置の終了時期は決まっていない。
首相は「ようやく解禁されたオンライン診療は続ける必要がある」と明言した。すぐに田村厚生労働省と河野行政改革・規制改革相を呼び、恒久化の検討を指示した。日医の反発を見越して先手を打った。
日医の反対理由の一つは「診療報酬」が対面より少ない点にある。知名度が高く設備も充実した病院に患者が集中すれば、経営が立ち行かなくなるところが出てくる可能性も強調する。
日医の中川会長は、「一気呵成(かせい)に恒久化するのではなく、一つ一つできるものから進めていく方向性だ」と述べた。
日経新聞 2020.10.4 抜粋
キノコの目
病院関係の組織など、全くわかりませんが…
何事にも「メリット」と「デメリット」があるのは当然で、「メリット」が大きいなら、「デメリット」に対策を打つとか、「デメリット」に目をつぶってでも、「メリット」ある施策を実行すれば良いと、(素人目線ですが)思います。
病院の格差が生まれる可能性があるということは、生き残りをかけた競争を生むということですね。
病院同士で切磋琢磨し、協力しあい、日本の医療のさらなる発展につながってほしいものです。
さて、オンライン診療が進むと、何が必要になるか考えてみました。
オンライン診療というだけあって、オンラインシステムがあることと、使いこなせることは必須条件ですね。
生き残りに必要なのは、
- 本業の医療分野での実績
- マーケティング力・プロモーション力
- オンラインでの口コミ(高評価多く、低評価少ない)
など、だと思います。
価格comでの家電選びや、ぐるなびでのレストラン選びと同じように、病院での診療も、比較して使用するサービスとなるのでは無いでしょうか。
つまり、医療での実績はさておき、マーケティング&プロモーション、口コミは重要で、評価が、病院の実力以上にも、以下にもなり得るということだと思います。
病院業界を例に考えましたが、病院以外の個人のビジネスマンの働き方にも通じると思いませんか?
オンライン化、リモート化が進む今の時代、仕事の実績は当然ながら、マーケティング・プロモーションスキルは、必須スキル化したのではないでしょうか?
必須だと思うなら、学びましょう!
私は、必須と確信したので、色々なことにトライして、スキルと経験を積み上げていきます。
その一環として、ブログやツイッターは「アリ」ですね!
マーケティングの古典的な本を読むより、オンライン・リモートの世界で勝負するには、本当に有益だと思います。
では、また!
マッシュルーム ワークスタイル / キノコ