みなさん、転職人気ランキングTOP3は、どこだと思いますか。
私自身、転職の世界に興味を持っており、転職人気ランキングを調べてみました。
doda 転職人気企業ランキング2020<総合>によると、
1位 トヨタ
2位 グーグル
3位 ソニー
でした。
参照:https://doda.jp/guide/popular/
世界のGAFAの一角であるGoogle(Alphabret社)、気になりますね!
ということで、Google(Alphabet社)の働き方に対する見方を調べてみました。
Googleが提案する「働き方のこれから」
柔軟な働き方を支えるカルチャーと仕組み
Google はテクノロジーを活用した柔軟な働き方を実践しています。
「働くこと」を支えるカルチャーづくりを、明確な企業ミッション・戦略と組織態勢、イノベーションを生む環境、マネージャー・人事の役割の明確化という 5 つの視点で考えています。
これらはすべて、会社は社員の自律と成長を促すという考えが前提になっています。
【ミッション・戦略】
・ミッション・戦略が明確になっている
・リーダーが課題や目標を明確に伝える
【組織】
・仕事に応じて役割を決め、ジョブ型の組織を作る
・何をすれば、成果と評価に繋がるか明確になっている
【イノベーション】
・OKR(目標と成果指数)で高い目標を目指す
・20%プロジェクトの導入
・ダイバーシティを尊重し、社員の発言を大事にする
【マネージャー】
・効果的なチームを作ることを目的とする
・メンバーを細かく管理せず、信頼して仕事を任せる
・心理的安全性を高め、アイデアやチーム力の向上を目指す
【人事】
・マネージャーを支援する
・チームの強化や、社員の主体的なキャリアデザインを支援する
また多様な人材を活かし、個々の能力を最大限発揮して高いパフォーマンスを上げるためにも、チームで働き成果をあげることを重視しています。
そのため、マネージャーにはひとりひとりを管理することではなく強いチームを作ることが求められます。
効果的なチームを作る上で重要な 5 つの考え方
①サイコロジカルセーフティ(心理的安全性)
・チームメンバーがリスクを取ることを不安に感じず、お互いに対して弱い部分もさらけ出すことができる
②相互信頼
・チームメンバーは多様性があることを前提に、相互理解し、発言は公平性をもって受け入れられる
③構造と明確さ
・チームの役割・計画・目標が明確になっている
④仕事の意味
・チームメンバーが仕事そのもの、またはその成果に対して目的意識を感じられる
⑤インパクト
・チームメンバーは自分の仕事について、意義があり、良い変化を生むものだと思っている
参考)https://services.google.com/fh/files/misc/workstyleguide.pdf
他にも、働き方の今、企業からみたテレワークの課題、従業員からみたテレワークの課題、求められる「働き方のこれから」など、コメントされてます。
参考になりますので、興味あれば、チェックしてみてください。
それにしても、Googleのカルチャー、凄いですね!
新しいものを生み出す仕組みが整っており、"優秀な人材" と "優れたカルチャー" の組み合わせが、最高のテクノロジーやサービスを生み出す秘訣なのかもしれません。
また、効果的なチームづくりで、①サイコロジカルセーフティ(心理的安全性)、②相互信頼と、精神的な部分も重要だ、と物語ってます。
日本の企業の多くは、この①、②の部分は、欠けている気がします。
日本企業は、心理的はハードルが高くなっているためか、「チャレンジを推奨」と掲げているわりに、チャレンジしにくいという企業が多いかもしれません。
企業カルチャーは競争力の源泉だと思います。
外資系企業、IT企業、巨大企業と、日系企業は土台が違うのは当然ですが、日系企業も、Google等の他社から学び、部分的に取り入れてみることは可能ですね。
組織で働くサラリーマンは「企業文化は誰かが作るもの」と捉えるのではなく、「一人ひとりが働きかけて創り上げるもの」と考えると、企業は少しずつ良くなると思います。
みなさんは、自分の会社は、どんなカルチャーだと感じてますか。
もう少し会社を良くするためには、何かできることはないでしょうか。
想像力を膨らましてみましょう。
では、また!
マッシュルーム ワークスタイル / キノコ